【2024年3月最新版】ヨーロッパ旅行に必要な日数と費用は?

Mar 2 2024

CIao~!イタリア在住トラベルデザイナーのNatsukiです。

ヨーロッパには50以上の国があり、それぞれの国に文化の違いや歴史、特徴があるので、せっかく行くなら多くの国を訪れたいと思う方も多いのでは?

ヨーロッパ旅行にかかる費用や日数は、訪れる国、地域、ホテルのランク、食事の質、旅行中の過ごし方によって大きく変わります。そのため、ヨーロッパ旅行に行くと決めるにはどれくらいの予算と日数があればどんなことが出来るのかを知っておくことが大切です。

今回は、個人の経験を元にヨーロッパ旅行の費用の相場について、旅費を抑えるコツを解説します!

目次

| 必要な日数は最低でも1週間

日本からヨーロッパまで乗り継ぎがあるかないかによりますが12時間~20時間以上かかります。

到着する日はロングフライトで疲れているのでスケジュールを詰め込みすぎない方が良いですよね。そう考えると1つの国にしぼるとしても1週間(6泊8日)はほしいです。

 

あまりにもハードスケジュールにするとゆっくりする日が取れず、毎日歩き回って疲れは取れないまま体調を崩す原因にもなります。

その結果、全然楽しめなかった…なんてことになりかねないので国をまたいで周遊する場合は10日以上はあった方が良いでしょう。

| ヨーロッパ旅行の航空券は往復20万円から?

イタリアと日本を8回往復していますが、実は個人的に航空券に20万円以上かかったことはありません。

私はイタリアのエミリア・ロマーニャ州に住んでいるので、関空⇔ボローニャでいつも手配しますが、これまでは650~900€(2024年3月2日現在レート162円で換算すると日本円で105.300円~145.800円)で予約できています。
ですが、行く時期や場所、航空会社や取るタイミングによって大きく変わります。

早く航空券を予約するから安い、直前だから安い、という訳ではありません。

ヨーロッパ⇔日本などの大型移動になる海外旅行の航空券は6か月以上前から見て決めています。

8か月前~7か月前くらいにチェックして、どれくらいの値段の変動があるか見る

の間に値段が標準よりがったら航空券を抑えてしまう!

Google flightsだとその時期の相場が分かるので航空券リサーチにおすすめです。

 

という感じで航空券の手配しています。早く予約すれば必ず安い、という訳ではないので、早めから計画を立ててリサーチし始めることが大切です。

| 宿泊費は1日70€~

どのランクのホテルに行くか、場所や時期によりますが、3つ星ホテルのシングルルームで1泊70€~180€くらいします。小さい街やローカルな場所に行くと一泊50€くらいからでも見つかります。カップルや友達と行く場合はダブルルームで1泊100€~250€くらい。(※2024年3月時点)

ただ、ローマ・ミラノ・ヴェネツィア・パリなどの観光地は一泊200€以上~(1€162円換算で32.400円)するのが当たり前になってきました。

ホテルや早めに予約することで費用を抑えることが出来る傾向にあるのと、選択肢が多い方がもちろん良いので何か月も前からリサーチを始めるのが大事です。


今回は、王道の観光地に2人で行くとして3つ星ホテルのダブルルームで計算しますが、

一人あたり一泊110€で計算すると6泊で660€(106.920円)です


| 食費①レストラン

どの国、地域でどんなレストランに行くかによって大きく変わるので一概にいくらくらい!とは言えないので私が住んでいるイタリアを例にします。

 

☑レストランに入るとサービス料が1人あたり2€~4€

☑水は無料じゃなくて1.5€~3€ 
(天然水か炭酸水どっちか聞かれるけどどっちも値段は同じ)

☑パスタは8€~18€と差がある。感覚的に12€くらいのを食べてるのが多い気がする!海鮮パスタ系は20€くらいすることも。

☑セコンドにあたる、お肉や魚料理などはメインディッシュのようなもので15€~が多い印象

☑ワインをグラスで飲むと3€~8€くらい。(ワインの種類によるけど)

☑デザートは4€~12€くらい。これもシャーベットを食べるなら3€くらいのこともあるし、デザイン性抜群なケーキとか食べたら12€くらいすることもあり、バラバラ。

 

お酒も飲まず、デザートも食べず、ランチにレストランでパスタを食べるだけなら一人20€くらいです。

 

1週間(6泊8日)、昼食&夕食に毎回レストランに行く場合、お酒を飲む日や贅沢に食べる日があることも考えて

 

一人あたり一日70€計算すると1週間で490€~です。


| 食費②食べ歩き

もちろん、レストランに入らずに食べ歩きを好む人もいますよね。食べ歩きの場合、サービス料がかからないのでお安め。

行く地域によって名物が違うし食べたいものも変わると思いますが、

☑フィレンツェでパニーノを食べ歩きするとしたら4€~10€

☑マドリードでストリートフードを食べ歩きすると3€~6€

☑ジェラートは小さいものから大きいもので3€~5€

☑シチリアで有名なアランチーナを食べ歩きしたら3€~5€

☑パリでパンを買うと2€~4€

 

食べ歩きする場合はトイレに困るので、バールでコーヒーを一杯頂いたり水を買ったりしてトイレを借りると◎

 

1週間毎日食べ歩きしかしない場合(そんなことある?って感じでもあるけどw)

 

一人あたり一日20€で計算すると1週間で140€~です。

とはいえ、毎食食べ歩きってこともないと思うので節約気味にレストランと食べ歩きと合わせた場合

一人あたり一日50€で計算すると1週間で350€~です。


| 旅費をおさえるコツ①宿泊費

どのランクのホテルをどの地域でとるかによってかなり変動があるのが宿泊費。

ヨーロッパではアパートの部屋の1部を貸し出している、いわゆる民泊のような宿泊先が本当に沢山あります。ホテルより価格が低めで、フィレンツェなどの観光地でも1泊60€くらいから探すことが可能です。

ただ、ホテルと違って朝食がついてない&レセプションがないことがほとんどなので宿主とチェックインの時間や部屋への入り方など直接連絡をとって確認する必要があります。チェックイン方法や時間などの情報について、宿主から連絡がくることがほとんどですが、もしない場合はこちらから連絡を入れることになります。

ホテルと違いコミュニケーションが取れないと困るため、特にレビューをチェックする必要があると言えるでしょう。どれだけ部屋が可愛くて安かったとしても、評価が良くないところは理由があるため、必ず確認しましょう。

 

アパートや部屋に宿泊する場合はやっぱりAirbnbを使うことが多いです!

別荘&コンドミニアムをレンタル – Airbnb


| 旅費をおさえるコツ②移動費

国をまたいで周遊せずに、1つの国に絞ったとしてもいくつかの街を観光するかと思うので移動費がかかります。

スイスやイギリスなどの物価が高い国は移動費ももちろん高いですが、

イタリア、フランス、ドイツ、スペインなどは鉄道が1.5€~とお手頃です。
長距離の電車に乗る場合も移動距離や時間帯によりますが、15~70€程で済むことがほとんどです。

また、〇€で1日乗り放題、などの定期券があるかもチェックすることでお得に移動できます。

長距離移動の場合はバス利用も視野に入れてください。電車よりもバスの方が早くて安いこともあります。


長距離移動も早めに予約することでよりお得に購入することができるので必ず事前にチェックしましょう!

移動手段が一気に分かるおすすめサイトはこちら↓
https://www.omio.com/


| 旅費をおさえるコツ③レストラン選び

観光地の場所が良いレストランはもちろん観光地価格で少しお高めなことが多いです。
何も確認せずにフラッと見つけたところに入ると、とんでもないぼったくりに遭うことも。

個人の経験ですが、ローマでフラッと入ったレストランでトマトパスタを注文したら70€ぼったくられました。
それ以降必ず入る前にGoogle mapsでレビューを確認しています。

面倒だと思うかもしれませんが、どこに食べに行くかもレビューを見て確認し計画を立てておくことで費用を抑えることができます。


| 旅費をおさえるコツ④自炊する

1週間の旅行であれば自炊することはないかもしれませんが、長期滞在だと、毎日外食するのもだんだんと疲れてきます。

そして『あ~日本食たべたい』って思うタイミングもくると思います。

2週間、1か月と長期で滞在する場合はキッチンがついているアパートをおさえ、自炊することで費用をおさえることができます。

 


| 旅費をおさえるコツ⑤エコバック持ち歩き

小さなことなんですが、ヨーロッパでは袋代がかかるところがほとんど。
10セント、20セントの差ですがお店に入る度に袋を貰っているとちりつもで費用がかかってきます。

エコバッグは2つほど持ち歩いていると◎


| 1週間(6泊8日)のヨーロッパ旅行の費用

1€162円で計算し、先ほどの費用をまとめると

航空券20万円+宿泊費660€(106.920円)+食費350€(56.700円)=363.620円~

これに追加で移動費、お土産代やツアーガイド、美術館への入場料などがかかってきます。

正直、どこにも入場せずに街歩きだけをするのはもったいないです。せっかくヨーロッパまで来るなら、美術館や王宮などあなたが気になるところには入場料を払ってしっかりと見学することをおすすめします。

もっと言えば、ガイドさんをつけて学びながら観光する日があっても良いと思います。知識が入ることで思い出として残りやすくなるし、現地の方との触れ合いがあるのも旅の醍醐味だと言えます。

 

海外旅行の予算は、どんなアクティビティを体験するかによって大きく変わります。

 

上記の値段は最低でもこれくらいはかかる、という基準の参考にしていただければ幸いです。


| まとめ

航空券代、どんな旅にするか、どこに行くか、どこに泊まるか、何泊するの、何を食べるかなどによって大きく左右する旅行費。

せっかくヨーロッパ旅行するなら長期滞在で、たまに自炊もして費用をおさえつつ、ゆっくり生活するように旅行するのがいいなあと思います。

 

そんなに時間とれないよ!

という方こそリサーチにしっかりと時間をかけてチェックリストを作り、やりたいことや食べたいこと、行きたいところなどをまとめ、しっかりと計画を立ててヨーロッパ旅行に臨むことをおすすめします。

 

完全オーダーメイドのヨーロッパ旅行コーディネートのご相談は公式line又は公式サイトのお問合せより

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