イタリアのおすすめ観光地は?
Ciao~!イタリア在住トラベルデザイナーNuovisのNatsukiです。
イタリアは世界遺産保有国ナンバー1を誇り、文化・自然・歴史・食と魅力が多すぎる!在住歴5年目に突入、月1イタリア国内旅行をしていても、まだまだ見たいところや行きたいところは尽きません。
そして、イタリアって噛めば噛むほどおいしいスルメみたいに魅力を知れば知るほど楽しくなる☻
観光名所から、あまり知られていない穴場スポットまで、いろんなところに行きましたが、何度も何度も同じ場所へ行くことが多々あります。
この記事では、初めてイタリアに行く方や2回目以降の方へ『また行きたい!』と思えるような『絶対に欠かせないイタリアの観光地スポット』を10個に絞ってご紹介いたします!
目次
①Venezia(ヴェネツィア)
水の都、ヴェネツィア!個人的に大好きで5回行きましたが、まだまだ何度でも行きたい!
こんなに幻想的で夢のような、ヴェネツィアにしかない美しい景観と街 並みをお楽しみいただけます。
※2024年4月25日から5月5日、5月11.12.18.19.25.26、6月8.9.15.16.22.23.29.30、7月6.7.13.14の29日間のみヴェネツィアに日帰りで行く場合は入場料5€の入場制限がかかるようになりました。
※2025年は4月18日~20日、5月1.2.3.4日、5月の全ての金土日、6月2日、6月の全ての金土日、7月の全ての金土日の朝8時半~16時までに日帰りで訪れる観光客へ5~10€入場料がかかります。(2024年12月情報)
ヴェネツィアは6区からできており、ドルソドゥーロ(Dorsoduro)、サンタ・クローチェ(Santa Croce)、サン・ポーロ(San Polo)、サン・マルコ(San Marco)、カンナレージョ(Cannaregio)、カステッロ(Castello)のに分かれています。自転車や車での入場ができないので、基本的にどこも徒歩で楽しむことができます。
地下鉄も車もないので、大きな移動は水上バスや水上タクシーで移動します。
強いて言えば、ヴェネツィアはホテルも食事も特に観光地価格でお安くはありません。3つ星ホテルで1泊180€~ほど。(※時期にもよります)
おすすめの宿泊区は駅から近いカンナレージョ!
基本的に、イタリアはどこも駅の近くの治安があまりよくありませんが、ヴェネツィアの駅周辺は治安が悪い印象を受けません。
もちろん、スリなどの対策や意識は持っていることが前提です。
②Murano(ムラーノ)&③Burano(ブラーノ)
ヴェネツィアに行くならムラーノ島とブラーノ島もマストで行きたい!!水上バスに乗り、45分程で着く小さな離島です。
半日のガイド付きグループツアーで行くとしたら、往復送迎+説明があり、5時間で30€です。水上バスの24時間券は大人一人25€することを考えるとガイド付きで行くのはお得。
わたしが実際に利用したツアーはこちらでした。
私が行ったときは時間が限られていたので、あえて5時間のツアーにしましたが、ちょっと時間足りなかったかなあ、という感覚はありました…時間の制限なしにのんびり自分のペースで見たい方はガイド付きツアーなどではなく、水上バスに乗り、個人で行くことをおすすめします。
ムラーノ島では世界的に有名なヴェネツィアングラスの生産について学び、色彩豊かな家々が並ぶ景観とレース生産で有名なブラーノ島ではフォトジェニックを存分にお楽しみいただけます。
④Roma(ローマ)
イタリアの首都、ローマはやはり魅力が多く、何度行っても楽しい街の内の一つです。
世界遺産にも登録されている、コロッセオ、フォロ ロマーノ、スペイン広場、トレビの泉、真実の口などテレビや教科書で一度は見たことがあるであろう大人気スポットがぎゅっと詰まっていますが、他にも古代ローマ時代から続く歴史的建造物の数は計り知れません。
『ローマは一日にして成らず』と、昔のローマ大国の壮大さを表す諺があるように、歴史・宗教・文化的に魅力多き街です。イタリアで最も人口が多い都市でもあり、世界中から観光客が訪れるのでいつも人の多さで賑わっています。
正直何日あっても足りないほど見どころが多いので、チケットの事前予約なども含め、しっかりと計画していくことをおすすめします。コロッセオ・フォロロマーノ・パラティーノなどの大人気の観光スポットは当日購入だと長蛇の列ですので事前予約必須です。(※1か月前~チケット購入可)
東京とローマ、Fiumicino空港間は直行便もあります。航空券のリサーチ方法は以下のページをご参考ください✊
⑤Vaticano(バチカン市国)
ローマに行くならバチカン市国はマストセット!ローマ教皇を国家元首とする独立国家でカトリックの総本山です。カトリック教信者でなくとも訪れる価値のある世界最小の国で、その面積は東京ディズニーランドよりも小さいですが見どころと魅力満載で圧巻です。
この中にあるバチカン美術館は普通に行くとかなりの長蛇の列で朝一で行ったとしても長時間待つことになるため要予約。公式サイトのバチカン美術館のチケットは2か月前でも売り切れていることがありますので、4か月前くらいからチェックし始めると安心。
バチカン市国にあるサンピエトロ大聖堂はセキュリティチェックで並びますが、入場自体は無料なので行くとしたら朝一で行くことをおすすめします。
サンピエトロ大聖堂のクーポラに上るには別途料金がかかりますが、絶景ですのでぜひこちらもセットでお楽しみください。
神聖な場所なので、以下の服装に気を付けましょう。
✕ 肩が出ている
✕ 膝上丈のズボンやスカート
◎ 肩が出ないようにカーディガンなどで工夫する
◎ 膝下丈のズボンやスカート
また、帽子は入場する前に脱ぎましょう。
写真撮影が禁止されている場所もあります。ご自身の目で見てその感動を味わってきてください!
⑥Firenze(フィレンツェ)
何度行っても美しく、行けば行くほど魅力にどっぷりつかってしまうフィレンツェの街。メディチ家による統治の下、15世紀のルネサンスの文化的な中心地となったフィレンツェの市街中心部は『フィレンツェ歴史地区』として、街全体がユネスコの世界遺産としても登録されています。
個人的に私は芸術が大好き!というタイプではないのですが、これまで4回訪れていて、どれだけ芸術に疎くても絶対に見たことのある絵画や像に出会います。
例えば、フィレンツェにあるウフィツィ美術館では
・ボッティチェリの「プリマヴェーラ」、「ヴィーナスの誕生」
・レオナルド ダ ヴィンチの「受胎告知」、「マギの礼拝」
・ラファエロの「自画像」
・カラヴァッジョの「イサクの犠牲」、「メドゥーサ」
などなど世界的に有名な作品が展示されています。
また、ウフィツィ美術館の中から見えるポンテ・ベッキオの景色も素晴らしいのです。
個人的にフィレンツェに行くたびにまた観光したいと思うスポットはピッティ宮殿とボーボリ庭園です。サンタ マリア デル フィオーレ大聖堂(ドゥオモとも呼ばれる)や、ジョットの鐘楼も素敵ですし、ミケランジェロ広場から一望するフィレンツェも素敵ですが、私はボーボリ庭園から見るフィレンツェの街を一望する度に感動します。これから行く方はぜひ!
⑦Cinque terre(チンクエ テッレ)
イタリアを代表するようなカラフルな港町、チンクエテッレ!ポスターやテレビなどで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
チンクエテッレとは5つの集落のことを指しており、『チンクエテッレ』と名付けられた駅などがある訳ではなく、モンテロッソ・アル・マーレ(Monterosso al Mare)、ヴェルナッツァ (Vernazza)、コルニリア(Corniglia)、マナローラ(Manarola)、リオマッジョーレ(Riomaggiore)からなります。アクセスとしては、ラ・スペツィア(La Spezia)やジェノヴァ(Genova)から電車に乗っての移動がおすすめです◎
チンクエテッレは港町ということで、4月~9月のシーズン中とシーズン以外の動きが全く違うので注意が必要です。
チンクエテッレへの行き方や気を付けることはこちらにまとめています↓
⑧Napoli(ナポリ)
イタリア料理といえばPizza! Pizzaといえばナポリ!
ナポリピッツァを食べずに日本に帰るなんてもったいなーーーーい!!!
カンパニア州の州都&南イタリア最大の都市、そしてローマ、ミラノに次ぐ第三の都市です。ナポリ周辺にも、ヴェスヴィオ火山やポンペイの遺跡、カプリ島などの観光地を有す魅力多き街です。
また、『ナポリ=治安が悪い』と思っている方も多いですが、最近のナポリはそんなに治安が悪いとは思いません。
ナポリでスリに気を付けながら歩くのと、ミラノやローマでスリに気を付けながら歩くのも正直変わりません。
ただ、ナポリはナポリ。他のイタリアの都市にはないごちゃごちゃ感といい、言葉使いといい、一風違う雰囲気があり、『あ、ナポリにいる』って感覚になるんですよね(笑)
きっと行ってみると「あ、ナポリにいる」って感覚、分かると思います(笑)
ぜひ行ってほしい場所の内の一つです。
⑨Sardegna(サルデーニャ島)
Sardiniaに由来するサルディニア、サルジニア、サルヂニア、サルデニアなどの表記があります。
海が綺麗なのでやっぱりシーズン中に行き、この透き通った綺麗な海を思う存分楽しめるボートツアーなどに参加する日を作ることをおすすめします。
ただ、10月~3月などのシーズン時期以外の楽しみ方もあります◎
島の伝統料理を現地人に教わりながら作ったり、遺跡巡りなどのツアーに参加したり、カーニバルを見に行ったり。
レンタカー出来るのが一番良いですが、海外で車を運転するのに抵抗がある方は送迎車の手配をしましょう。
サルデーニャ島のプランニングもお任せ下さい✊
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私は個人的に2020年9月に行ったサルデーニャ島でのバカンスで価値観が変わり、鬱を抜け出すきっかけとなりました。
このバカンスの経験ときっかけについては別途こちらにまとめていますが、もし、今どこかで「苦しい」思いをしていたり「変わりたい」と思っている方には参考になれる内容かと思いますので気になる方だけ覗きに行ってみてください✊
⑩Sicilia(シチリア島)
シチリア島もまた海が綺麗&食事がおいしい!色んな文化が入り混じる島だからこそシチリア料理ってイタリア料理とまた一風違うんですよね。
マーケットで飲むシチリアオレンジ搾りたてのジュース、朝食で食べたいブリオッシュ・シチリアーナ、グラニータ、カンノーロ、ストリートフードとしても有名な名物アランチーナなど、とにかくシチリアならではの食が楽しいのでぜひ!
PalermoやCataniaなどの大きな街に行く場合、観光客向けに交通機関も発達しているため車がなくても十分に楽しむことができます。また、シーズン中に行く場合交通機関の本数も多いです。(時間通りに来るかは微妙ですが。)私はパレルモに滞在し、モンデッロビーチでシチリアらしい美しい海を楽しみました。
見どころは沢山ありますが、やっぱりビーチのある街に行くときはイタリア人らしく海辺で一日だらだらリラックスする時間は作りたいですね!
シチリア旅行についての記事は下記ページからご覧いただけます。