Ciao~!イタリア在住トラベルデザイナーのNatsukiです!
イタリアに住んでいるとよく聞かれることの内の1つがイタリアの治安問題。
今回は住んでいて実際に感じる治安について、実際のエピソードを合わせてサクッとまとめました。
こんなことを思っている方に必見の内容です。
☑イタリア旅行行きたいけど治安ってどうなんやろ・・・
☑リアルな治安情報が知りたい
☑行かない方が良い場所ってあるの?
それではどうぞ!
目次
イタリア=治安悪い×
結論から言うと、イタリア=治安が悪い
とは思いません。
さすがに、日本でコンビニいってくるわ~って感覚で財布だけ持って出かけるとかはできないですが、普通に生活していて身の危険を感じることはありません!
(もちろん行く場所にもよりますが)
ただ単に、住む人口が増える分、変な人も増えるだけなところもあるとは思いますが、留学していたトリノは都会で大きな町だったので、現在住んでいるリミニよりも治安が悪い、と感じることも多かったです。
危険な目にあった経験談エピソード
治安が悪いとは思っていない私ですが、とはいえスリにあったことや危険な目にあったこともあります。
ただ、これは完全に私に問題がありました。日本はやっぱり治安が良すぎる国であることを念頭においておくと良いでしょう。。
①ローマ観光中に子どもにカバンの中をさぐられる
沢山お買い物をして大荷物をもって友達と歩いていた時、2人組の子どもがやたらと近くをうろちょろしていました。
まさか子どもに仕掛けられるなんて思っていなくて、特に気にせず歩いていたのですが、だんだん距離が近くなり、私のカバンの中をガッツリ探られてしまいました。
友達がすぐに気づいて大声を出してはらってくれたので、幸いにも何も盗まれてはいませんでしたが何よりもやばいのがカバンの中を探られていた私が気づいていなかったということ。笑
カバンの中探られて気づかない私もどうかしちゃってますが、スリのプロって本当にすごいんですね・・・
ただこれって、ジッパー付きのしっかりと閉まるカバンを使っていれば防げたこと。この時私は口が閉まらないタイプのショルダーバッグを使っていました。
イタリア観光する際は、しっかりと閉まるタイプのカバンを使いましょう!
②スマホを盗まれた
これもまたスリに遭わないためにできた対策はいくつかあります。
マーケットへ野菜とフルーツを買いに行った際にスマホをコートのポケットの中に入れ、その上から手を入れて『よし、これで大丈夫!』という余裕さをもってw歩いていました。
たまに写真や動画を撮ったりしていたので多分ずっと後をつけられてたんだと思いますが、一瞬のすきにポケットにあったスマホが盗まれてしまいました。これもまた、盗まれた本人が気づいていないという・・・この時も友達と一緒にいたのですが、今回は友達も気づいていませんでした。スリのプロ恐るべし。
出来た対策としては、
☑スマホを首からかけられるようにしておく
☑そもそもコートのポケットではなくカバンの中にしまう
☑人混みではかなりの警戒心をもって歩く
スリに遭わないように!と警戒心をもって歩いているのと、歩いてないのでは全然違います。特に人が多い場所ではカバンを前にして歩いたりスマホをカバンの中にしまったり対策が必要だと感じます。
③兄ちゃんにおっかけられる
これこそ私に原因があるやつナンバー1!なエピソードです。笑
トリノに留学中、徒歩2分でスーパーがあるところに住んでいたので割とコンビニに行くような感覚で買い出しにいっていました。この日はまさしく財布とスマホだけを持って家を出ました。本当に馬鹿なのかな?
家を出た瞬間、兄ちゃんに『Ciao bella!』美人ちゃん!と話しかけられたときの目線の先が『財布』笑。
あ、やばいかも、と思いながら無視してたらついてきて。小走りしはじめたら兄ちゃんも走り始め、目の前にあった薬局にとりあえず入ったんですよね。
薬局の前で私が出てくるのをしばらく待ちかまえていたあの光景は怖くて、今でも鮮明に覚えています。
どんなに近いところにスーパーがあってもなくても、財布をそのまま裸の状態で持ち歩くのは絶対にやめましょう。
行かない方がいい場所は?
①駅周辺はどこも治安があまりよくない
大都市はもちろん、そうでなくても駅周辺には大体自衛隊や警察官がいます。これって『治安が良くない』証。
不法移民の方もイタリアには数多くいるため、仕事がなくスリをするというサイクルが出来上がってしまっているように感じます。
そんな移民の方が多いのが駅周辺です。
到着してすぐにスリに遭うこともあり得るので、駅周辺では必ずカバンを前にして歩いたり、『気を付けて歩こう』という意識をもっていると良いでしょう!
②夜の小道
明るい時間であればそんなに警戒する必要ないですが、暗くなってきてからの小道、細い道はちょっと危ないかもしれません。なんとなく雰囲気で分かると思いますが、店や店舗が並んでない小道はもし何かあっても助けを求めるところがないので、出来るだけ避けた方が良いでしょう。
ぼったくりに気を付けよう
イタリアの治安が悪い、とされる部分の大半がぼったくりや詐欺、スリなどの軽犯罪です。
ローマ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ピサなどの観光大都市では観光客を狙った軽犯罪が特に多いです。ぼったくりに対して出来る対策としては、レストランなどのお店に入る前にGoogle Mapsで最近の評価を確認してから入ることです。
何も確認せずにフラッと入ったローマのレストランでパスタに70€払わされるぼったくりにあったこともあります。それ以降、入る前に必ずチェックするようにしてからは評価がある程度高いお店でサービスに見合わない値段を払わされるぼったくりを受けたことは今のところありません!
また、ぼったくりで有名なタクシーですが、タクシーに乗る場合は
☑白色のオフィシャルタクシーを必ず選ぶ
☑大体どれくらいかかるのか乗る前に聞く
☑決まった料金があるのか聞く
☑乗るときにメーターが動いているか確認する
まとめ
イタリアの治安の悪さは、身の危険を感じるものよりもぼったくり・詐欺・スリなどの軽犯罪が大半です。
これらはこちら側の対策次第で回避できる確率がグンと上がります。当ブログを書いている私はこれまでにイタリアで軽犯罪にあってきていますが、意識や対策を変えてから軽犯罪にあったことは今のところ1度もありません。
もし、治安が悪そう、危ない、という理由だけでイタリア旅行を迷っているとしたら、それは旅行をやめる理由にはならないでしょう。
この記事がこれからイタリア旅行に行くか迷っている方に参考になればうれしいです!